ほん

進級祝い

息子へ進級祝いを贈った。 当初準備してた本を読み返してみると… 冒頭で母親亡くなってた… 次候補を読み直してみると… 途中の回想シーンで父親が家庭を捨ててた… 自分の目の行き届かなさに呆然とする orz なもので来春に送るつもりだったこれを前倒しして贈…

父の四十九日

父の四十九日の為に帰省した。 移動の合間に読む本がないかと本棚を漁った。 買ったまま積んでいたこれを引き出し鞄につっこむ。 著者:万城目学 書名:プリンセス・トヨトミ 出版:文春文庫 以前に映画版をTVで見ていたので話しの筋はだいたいつかんでいた…

息子へ本を贈る

著者:著 ジョン・バーニンガム 訳 谷川俊太郎 書名:おじいちゃん 版元:ほるぷ出版 息子へ。君のもう一人のおじいちゃんが亡くなった。 君が生まれた後、嬉し泣きしながら君を抱き上げてくれた。 この5年間、君に会いたいという父の望みを叶えてあげる事…

本を贈る

このシリーズが気に入りました。 なもので息子へのクリスマスプレゼントはこれを贈ります。 著者:文 なかがわちひろ 絵 コヨセ・ジュンジ 書名:おたすけこびとのクリスマス 版元:徳間書店 カラフルな小さな何かが、たくさんたくさんわらわらといる様って …

本を贈る

コヨセジュンジさんの絵は BMW BIKESの連載を見てから好きだ。 メカがメカメカしてないのに 機械っぽさはしっかり伝わってくる。 色数の少なさも心地よい。 書店で表紙に惹かれて手にとって 読んでみたらば細々かわいく そのままレジへと(^-^) 絵師がコヨセ…

本を贈る

ピタゴラ装置的なものが大好きだ。 小学2年生の頃だったか、 大判チラシの裏にただひたすらに 連続する仕掛けを描き続けていた 時期があった。 ルーブ・ゴールドバーグ・マシンという 呼び名を知ったのは大学に進んでから。 世界中でこういう仕掛けを考えて…

本を贈る

初めて自分の意志で いけるところまで、 遠くまで行ってみよう思ったのは 小学2年生の時だったろうか。 自転車でキコキコ旧中山道を下っていき 市の境を越えてしばらくいったところで 陽も暮れ暗くなってきたので 怖くなって引き返した(^_^;) こんな本を見…

誕生日プレゼントを贈る

夏生まれの息子へ誕生日プレゼントを贈る。 四歳になる男の子が好きなモノは何だろうか… きっと乗り物が好きなんだろうなぁと考えてこれを選んだ。 自分もそうだったし。 著者:モリナガ ヨウ 書名:消防車とハイパーレスキュー (乗り物ひみつルポ) 新幹線と…

はたらくくるま 

著者:三浦太郎 書名:とどくかな まかせとけ よいしょ 版元:偕成社 息子へ。ちょっと早いが誕生日プレゼントを贈ります。今までと同じように君の母さんの実家に届けておきました。誕生日当日を楽しみにしていてください。 男の3歳となると乗り物熱がかな…

警官の血

著者:佐々木譲 書名:警官の血 上下 発行:新潮文庫 親子孫、戦後三代にわたり警官となった男達の物語。 舞台は主に上野と谷中。 ーーーーー 「そうだ。町のお巡りさんの気分だ。その気持ちを忘れたくないんだ」 ーーーーー 上野が好きで不忍池やアメ横界隈…

散文散歩

著者:大貫妙子 書名:散文散歩 発行:角川文庫 大貫妙子の楽曲は優しい。文章はどうだろうかと手にとって読んでみた。歌とは違いちょっとごつごつしたところもあるがやはり柔らかで優しかった。 ーーーーー 生きることと、生かすこととは違う。生きて更に生…

おひさまあはは

著者:前川かずお 書名:おひさまあはは 版元:偕成社 著者:林 明子 書名:おつきさまこんばんは 版元:福音館 息子へ。ちょっと早いが誕生日プレゼントを贈ります。君の母さんの実家に届けておきました。誕生日当日を楽しみにしていてください。 お日様も…

第一阿房列車

著者:内田百間 書名:第一阿房列車 発行:新潮文庫 用事もないのに列車で出かける。旅に出るのでない。列車に乗り、好きな酒を呑み、そして宿でまた呑み、帰路もまた呑む。老後なのだからそうして好きにしている。 ーーーーー もっと古い、私などの生まれる…

始祖鳥記

著者:飯嶋和一 書名:始祖鳥記 発行:小学館文庫 1903年 ライト兄弟、初の有人動力飛行。 1896年 リリエンタール、グライダー開発中に事故死。 1891年 二宮忠八、ゴム動力付きカラス型模型飛行機飛行。 1785年 (表具師の幸吉、岡山城下にて有人滑空飛行に…

しんせつなともだち

著者:方 軼羣 翻訳:君島 久子 挿絵:村山 知義 書名:しんせつなともだち(萝卜回来了) 版元:福音館書店 うさぎがカブを拾う。 あ、そうだ。あの人もお腹をすかしているだろう。 こういうときはお裾分け。 ーーーーー ・・・あまりに昔に読んだもので台…

すべてがFになる

著者:森博嗣 書名:すべてがFになる 版元:講談社文庫 20世紀末前、事情により幽閉されるように暮らす天才科学者の企て。主人公達は自分の意志で事件に巻き込まれていく。人工現実に目鼻がつくかつかないかの時代に、ハードSFとしてでなく、ミステリーと…

屈折率

著者:佐々木譲 書名:屈折率 版元:講談社文庫 バブル崩壊後、技術はあっても経営と営業に弱い日本の小規模な工場が舞台。商社マン上がりの主人公が実家のガラス工場再建に乗り出す。モノを売ってきた男がモノづくりの現場の素晴らしさに気づきやがて本気に…

ゆず

著者:須藤真澄 書名:ゆず 版元:秋田文庫 アパート1階在住の独身マンガ家が、猫を飼いはじめ、ともに暮らす絵日記マンガ。愛猫「ゆず」があまりにも可愛すぎる。 ーーーーー さようなら ノミ 今年の夏は あなたがたのいない 平和な世界で 過ごします ーー…

夕凪の街 桜の国

著者:こうの史代 書名:夕凪の街 桜の国 版元:双葉文庫 戦後広島での母娘の話しと、半世紀後のその家族の物語。時間軸を交互に描き、親子孫3代の心を描く。良い話しである。そしてつらい話しである。 ーーーーー そして確かに このふたりを選んで 生まれ…

シュナの旅

著者:宮崎駿 書名:シュナの旅 版元:アニメ−ジュ文庫 どこか遠い世界の遠い昔か未来のお話し。寒村に暮らす若者が村の未来のために外界へと旅立ち、艱難辛苦をのすえ思いをとげる、そんな物語。 ーーーーー 「売り買いによる自由でなく 剣にかけて あなた…

Blow UP!

著者:細野不ニ彦 書名:Blow UP! 版元:小学館文庫 1980年代末の連載。東京の大学を中退し、 プロのサックス奏者を目指す若者の物語 ーーーーー 「ただオレも・・・ おまえが考えてるほど気楽な立場じゃない・・・ それは・・・ 言っておきたかった!」…

うにばーしてぃBOYS

著者:細野不ニ彦 書名:うにばーしてぃBOYS 版元:小学館文庫(画像は単行本版) 1980年代末の連載。東京の大学、サボテン同好会を中心に学生生活を謳歌する青年たちの物語。バブル景気絶好調のすこし手前、全てが登り調子な時代の空気はとても明るかっ…

あどりぶシネ倶楽部

著者:細野不ニ彦 書名:あどりぶシネ倶楽部 版元:小学館文庫 1980年代前半の連載。東京の大学、8mm映画同好会。頼れるけども謎の多い先輩、自分よりも出来のいい同級生、可愛い後輩。文科系サークル活動が凝縮された物語。 ーーーーー 「あいつらと一…

世直し源さん

著者:業田良家 書名:世直し源さん ヨシイエ童話 1〜3巻 版元:竹書房文庫 1990年をまたいだ連載。ステテコに腹巻姿の源さんが総理大臣となり日本を変えていく。アプローチはギャグマンガのそれだが、言わんとする事はあまりにシンプル。 ーーーーー …

自虐の詩

著者:業田良家 書名:自虐の詩 上下巻 版元:竹書房文庫 1980年代後半、東京の住宅地が舞台。おそらく30代の幸薄い女性とやくざな旦那の物語。読み始めは他人の少し不遇な境遇を笑うギャグマンガなのだが、後半物語はおおきくばけていく。極めて簡素…

電波男

著者:本田透 書名:電波男 版元:講談社文庫 2005年発表のエッセイ。独身男「毒男」、モテない男「喪男」、の恋愛観。先日読んだ「イニシエーション・ラブ」のまさに対極。この本のほうが自分にははるかにしっくりとくる(苦笑) ーーーーー 安田兄さん…

イニシエーション・ラブ

著者:乾くるみ 書名:イニシエーション・ラブ 版元:文春文庫 舞台は静岡と東京。時代ははバブルの直前、とにかく全てが明るくそして軽くみえた80年代後半。登場人物は就職したばかりの男女数名。好きになり、いっしょに過ごし、すれ違いがあり、そして別…

闇の子供たち

著者:梁石日 書名:闇の子供たち 版元:幻冬舎文庫 舞台は現代のタイ。登場人物はタイ山岳地方生まれの子供達、売春宿の経営者達、子供達を救おうとするNPOのタイ人と日本人達、そして自分の子供の命を救おうと懸命な母。子のいる身には読んでいてあまりに…

五人姉妹

著者:管浩江 書名:五人姉妹 版元:ハヤカワ文庫 少し未来を舞台にした短編9作からなる作品集。主人公は老若男女様々。その中でも一番惹かれるのは「秋祭り」だ。父と子の物語「賤の小田巻」が一番心に刺さる、けど「秋祭り」の求めるもののほうに惹かれる…

男たちは北へ

著者:風間一輝 書名:男たちは北へ 版元:ハヤカワ文庫 しがない中年グラフィックデザイナーと陸上自衛隊法務官の青年将校、そしてヒッチハイクで旅する少年の物語。時代は1980年代末、舞台は東京から青森までを自転車の早さで移動していく。ーーーーー…